Tuesday, December 26, 2006

ハローワーク 求人

障害者の雇用改善 本年度すでに21人 民間企業で働く障害者の雇用状況が、田辺公共職業安定所(ハローワーク田辺)の管内で改善している。本年度は10月末までに、同安定所の紹介を通じて21人が就職を決めた。2005年同時期に比べて3人増え、このまま推移すれば同年度1年間の35人を上回る見込みだ。安定所では、企業訪問など日ごろから障害者の求人開拓に力を入れてきたことが、雇用側の理解につながっているとみている。 ハローワーク田辺の管轄は田辺(旧本宮町を除く)とみなべ、上富田、白浜の1市3町。 同ハローワークの紹介で就職が決定した障害者は01年度25人、02年度26人、03年度40人、04年度31人、05年度35人と推移している。産業別では毎年の傾向として、製造業関連の雇用が多い。 ただし、10月末現在、仕事を見つけるために求職登録をしている障害者が110人おり、各企業に対しては引き続き、より多くの求人を呼び掛けている。 従業員が56人以上の企業は、全従業員の1・8%(法定雇用率)以上の障害者を雇うよう法で義務付けられている。05年6月1日現在、ハローワーク田辺管内では、法定雇用率が適用される一般企業46社(労働者数6189人)で計109人の障害者を雇用しているが、雇用率を達成できた企業の割合は56・5%にとどまっている。 同ハローワークでは例年、企業訪問を実施し、助成金をはじめ一定期間試行雇用するトライアル雇用、ジョブコーチ(職場に付き添って手助けをする職員)の活用などの各種雇用支援策の周知を図って、障害者の求人開拓に努めている。本年度は雇用促進に向け、管内の企業数社と関係機関が意見交換も行った。 和歌山労働局によると05年6月1日現在、県内の法定雇用が義務付けられている企業が雇用している障害者は1135人おり、前年に比べて57人増えた。 全国的にみても、障害者の就職件数は本年度上半期で、昨年同時期に比べて約18%増の2万1652件。厚生労働省では、各ハローワークの職業紹介業務が着実に実績を上げているとみている。紀伊民報
posted by nozou ハローワーク 求人

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